FXチャートの見方！ローソク足とは？

FXのチャートの見方は簡単です！

FXで稼いでいく上で、「チャートの見方」を覚えることは重要です。
まずは単順にチャートの基本を覚えていきましょう。

上のチャートはDMM.com証券のドル円の日足チャートです。
このようなチャートを「ローソク足」チャートと言います。
一つ一つの棒グラフのような太い線の上に細い線があり、ローソクのように見えることからこのように呼ばれています。
下に細い線が出ているとローソクには見えませんが、細かいことは気にしない。

このローソク足の良い所は、一目で１日の値動きが分かることです。

それでは、一日分のローソクをじっくり見てみましょう。

ローソク足の基本

ローソク足では、その日の「始値」「終値」「最高値」「最安値」が分かります。

始値：取引時間の開始時の値
終値：取引時間の終了時の値
最高値：取引時間中の瞬間的に一番高くなった時の値
最安値：取引時間中の瞬間的に一番安くなった時の値

この４つの値は相場において主要な値なので、これが一目でわかるのが便利なんです。

FXは株と違って24時間売買できますので、１日の「始め」「終わり」という概念がありません。
24時間営業のコンビニみたいなものですね。
基本的には日本時間の午前6時、7時あたりが切り替わりポイントになっています。
ここはあまり重要でないので気にしなくてもOKです。

ローソクの見方

太い部分、ローソクでいう蝋の部分は、始値と終値を表します。
どちらが始値でどちらが終値なのかは、色で区別されていることが多いですね。

上記のDMM.com証券のチャートだと赤は値上がりを示しますので、上図のようにローソクの下部が始値、上部が終値となります。
青は値下がりを示しますので、先ほどとは逆に上部が始値、下部が終値になるわけですね。

次に、細い部分、ローソクでいう芯の部分は、最高値と最安値を表します。
これは常に上部に飛び出ているところが最高値、下部に飛び出ているところが最安値となります。

細い線が飛び出ていない場合

中には、ローソクの芯が飛び出ていないモノもあります。

例えばこのように、下部に線が飛び出ていないモノがあります。
これこそローソクっぽいですね（笑

これは、始値（もしくは終値）と最安値が同じ値だったことを表します。
この場合は赤なので、始値が最安値だったということですね。
つまり、この日は開始時に買っておけば儲かったということです。

１つのローソクの時間を変更できる

ローソク足の基本はこれだけです。
あとは、１つのローソクの時間を自由に変更できることを覚えておいてください。

先ほどは日足チャートについて説明しましたが、これは一つのローソクが１日を表しています。
「4時間足」であれば一つのローソクが4時間を、「15分足」であれば一つのローソクが15分を表しているわけですね。
簡単なことです。

色々な時間軸のチャートを見ることで、細かな値動き、大きな値動きを確認することができます。
自分がどれくらいポジションを持つのかに合わせて、時間軸を変えるのがポイントです。
数分程度のデイトレをする予定で日足チャートを見ていても意味が無いですし、数ヶ月単位の値動きを予想するのに15分チャートを見ていたら疲れてしまいます。

移動平均線は次回へ

一番上のチャートをよく見ると、ローソク足に沿うように線がありますよね。
これは移動平均線と言って、ローソク足とこれを合わせてチャートを見るのが一般的になっています。

移動平均線については、次の記事で説明します。

次のページ：FXで移動平均線はどう使う？テクニカル指標は重要なの？